2007年3月22日木曜日

食育推進ネットワーク福岡さんにインタビュー


3/21(水)に食育推進ネットワーク福岡さんの事務局におじゃまして、活動内容や団体として目指すもの(活動の目的)等についてインタビューさせていただきました。主にお話をお伺いしたのは、歯科医師であり「いのちにやさしい医療」をめざしていらっしゃる内野博行さんです。

食育推進ネットワーク福岡は、身体にいい食物に熟知した人々が数人集まって、ネットワークの核が生まれ、2005年7月18日に二百数十名が集うことによって発足されました。2005年といえば食育基本法が成立した年でもあります(食育基本法についてはこちらをご参照ください)。メンバーの中には、既に何十年もの間、食に関する仕事や活動をされている方もいらっしゃるそうで、以前から相互のつながりはあったそうです。そうした中、食育についての法律が制定されたこともあって、正式なネットワークを構成し、長く蓄積された情報と知恵を公開し、多くの人々と共有するために参集されたとのことでした。

活動内容としては、月に一回20~30名ぐらいの会員の方が集まって勉強会を開いたり、年一回のイベントとして「食育祭」を開催されています。昨年開かれた食育祭のポスターが事務局内に貼られていたのでカメラに収めてきましたが(食育推進ネットワーク福岡さんのHPにも当日の様子が掲載されています)、今年は二千人規模の大イベントになるとのことで、これからその準備に向けて実行委員の方はお忙しくなられるようです。

食育推進ネットワーク福岡としては、今後このネットワークの輪を消費者の方々に拡げていきたいということで、子育て中のママ等にいかにわかりやすく広報していくかが当面の課題だそうです。そのためには、マスコミを通じた広報活動等も検討していかなければとのことでした。また、今年行われる食育祭に参加された方々にアンケートを取って、消費者の声を集め、それを基に行政や企業との共働についても考えていきたいと内野さんはおっしゃっていました。

ホームページのご紹介として、事務局内にも掲示されていましたが

食育推進ネットワーク福岡は、ジャンルや心の壁を越え、
ゆったり、まったり、シャキシャキと歩いていきます。
心ある人々と共に、未来を担う子ども達のために・・・

という理念の下、これからも様々な活動を通して食の大切さを伝えていかれることと思います。

また、「私達は消費者の方に何のバイアスもかかっていない情報を提供していきたい。消費者の方々も様々な情報について、自らも考えた上で行動していただきたい」との内野さんのお話が印象的でした。

【食育推進ネットワーク福岡】
URL:http://www.shokuiku-fukuoka.jp/index.html

(取材担当/本間輝子)

2007年3月2日金曜日

“いなほ-J”さんにインタビュー

正式名称は(社)日本私立学校給食協会です。私立の学校給食を請け負っておられる業者さんの集まりかなと思いきや、安心安全な食材や食育に取り組んでおられる団体です。事務局長の原さんにインタビューしました。
まず、安心安全な食材の提供ということで、これまでに、北海道南茅部町との協力により焙煎こんぶの製品化に成功し、現在は九州のタケノコやシイタケの学校給食への導入に力を入れておられます。
2つ目には、食育です。平成18年度にはこどもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成を受け、子供さんや親御さんに対する食事についての講習会を劇!を交えて実施しておられます。
3つ目は農業資材の共同購入です。「ブルーミンX」という有機農業用資材の普及に取り組んでおられます。韓国では長年使われた実績のあるものですが、日本での導入にあたり有機JASの認定を取得しています。
こうした活動をやっておられるいなほ-Jさんですが、本部はなんと天孫降臨の地、高千穂にほど近いところにあります。いなほ-Jという愛称の理由はホームページへ。

ところで、昨年秋、福岡市の学校給食で使われた中国産のきぬさやから残留農薬が検出されました。給食費を払わない家庭があるからではないと思いますが、安い輸入食材が給食の現場でも普及し、その安全性の確保がグローバルに重要になっていることが明らかになりました。安心・安全、かつリーズナブルな価格の食生活の実現は引き続き重要な課題であることをあらためて認識しました。